ExpoとReact NativeでAndroidアプリをビルドしてGoogle Play Consoleにアップロードする方法

〜初心者でも安心!実際の手順を開発会社が解説〜
はじめに
React NativeとExpoを活用すると、短期間で高品質なAndroidアプリを開発できます。この記事では、Expo(Managed Workflow)を使ったAndroidアプリのビルドから、Google Play Consoleへのアップロード方法までを、ステップ・バイ・ステップで解説します。
当社「StarScript」では、Expoを用いたモバイルアプリ開発を強みとしており、実際にGoogle Playへの公開経験が豊富です。そのノウハウを惜しみなく共有します!
前提条件
以下の準備ができていることを前提とします:
- Expoプロジェクトが作成済み
- Expoアカウントがある
- Google Play Developer アカウントがある($25の登録料が必要)
- Node.jsと
expo-cli
がインストール済み
Step 1: Expoプロジェクトの準備
まずはReact Native + Expoでアプリ開発を進めましょう。app.json
(またはapp.config.js
)で、以下の情報を必ず設定しておきます。
{
"expo": {
"name": "YourAppName",
"slug": "your-app-slug",
"version": "1.0.0",
"android": {
"package": "com.yourcompany.yourapp",
"versionCode": 1
}
}
}
⚠️ android.package
は一意で必要です(例: com.starscript.myapp)
Step 2: Android用にビルド
ExpoのEAS(Expo Application Services)を使ってビルドします。
まず、EAS CLIをインストール:
npm install -g eas-cli
ログイン:
eas login
ビルドの設定:
eas build:configure
そしてビルド:
eas build --platform android
✅ ビルド完了まで数分かかります。完了後に
.apk
や.aab
ファイルのURLが表示されます。
Step 3: Google Play Consoleでの登録
- Google Play Consoleにアクセス
- 「アプリを作成」をクリック
- アプリ名・言語・カテゴリ・コンテンツなどの情報を入力
- 「アプリリリース」→「リリースを作成」で、EASで生成された.aabファイルをアップロード
Step 4: アプリの署名と審査対応
Expoでは自動で署名用のKeystoreを生成できます。初回ビルド時にExpoが管理しますが、自前で署名管理したい場合はeas credentials
コマンドで確認・アップロード可能です。
また、以下の情報もGoogleに提出が必要です:
- プライバシーポリシーURL(自社サイトに設置)
- コンテンツレーティング
- アプリのアクセス権(位置情報、ストレージ等)
- データの収集・利用に関する説明
Step 5: 審査と公開
審査は1日〜数日かかります。無事通過すれば、Google Playに公開されます!
まとめ:Expoでのアプリ開発は高速で強力!
Expoを使えば、Androidアプリのビルドから公開までを一貫して効率化できます。当社StarScriptでは、Expoを活用したスピード開発・スムーズなリリース支援を得意としています。
💡 アプリ開発・リリース代行もご相談受付中です!
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よくある質問(FAQ)
Q. Play Storeにリリースするには必ず有料アカウントが必要?
A. はい、Google Play Developer アカウント($25/一度きり)が必要です。
Q. ExpoでiOSアプリも出せますか?
A. はい、Apple Developer アカウントがあれば可能です(iOSの審査はやや厳しめです)。